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PROJECT STORYいい商品にはストーリーがある。

シャープペンシルの
本質を変えた新商品
「KURU TOGA」は、
こうして生み出された

KURU TOGA
クルトガとは?

歯車を搭載し、書くと芯が回るようにすることで「偏減り」現象を克服した次世代シャープペン。

試行錯誤からのスタート

書くたびに芯を回転させることで、常に先の尖った芯で書くことの出来るシャープペンシル「クルトガ」。その画期的な機構は、研究開発センターのシャープペンシル担当チームの柔軟な発想と弛まない努力から生み出された。

芯を回転させるという考え方は開発チーム内でも以前から考案されてきたものだが、現実的な機構の開発には至ることがなかった。そんな中、“歯車を使えば動くのではないか”という漠然としたアイデアを頼りに、開発チームの一員であるIが設計を担うことになる。

「これまでに歯車を扱った経験もなく、さまざまな歯車の特性を調査することからのスタート。書籍や資料を集めては読みあさる、まさに手探りの状態でした」試行錯誤の当時をIはこう振り返る。

「理屈上では動くはずなのに途中で止まってしまう。そんな原因もわからない問題に対して、試行錯誤しながら突破口を探り続けました」。部品を足したり引いたり、油を足したり取ったり、ある時はカッターナイフで、ある時は工場の機械で部品を加工しながら手作りモデルと向き合う。Iの作業は毎日のように続いた。

そしてある日、ついにIは試作品を動かすことに成功する。「この段階では“芯を尖らせる”という機能の実現にはまだ遠いレベル。それでも、機構の実現に向けての大きな手応えがありました」。Iにとっての大きな一歩がしるされた。

開発の始まりは資料を
読みあさる手探り状態だった。
横浜研究開発センター N
シャープペン研究開発チームの リーダー
横浜研究開発センター I
クルトガのメイン設計担当者
手作りの試作品を見たとき、
これならいけると感じた。

試作品にチームが活気づく

試作品をシャープペン開発スタッフ全員で検証する。スタッフの誰もが待ち望んでいた試作品の実現。開発チームのリーダーNは語る。「世の中に前例のないアイデアだっただけに、本当に実現できるものなのかという不安が常につきまとっていましたね。Iの試作品を見たときは、自分たちの目指していたものが間違っていなかったという喜びをチーム全体で感じることが出来ました。」

ひとつの試作品を囲み、「動いている動いている!」と盛り上がるスタッフ達。その画期的な動作に、いつのまにかスタッフ達自身が夢中になって見入っている。その姿を見ると、将来きっとユーザーの心を掴む製品に繋がるに間違いないという期待を持たずにはいられなかった。

コンセプトのブラッシュアップ

次のステップとして、商品開発部と協力しながら、企画を商品として売れるものへ落とし込む工程に入る。この時点では、まだ荒削りな手作りの試作品だったため、商品開発部からは実際の製品モデルを見て商品化を判断したいとの要望がある。これは言葉を返せば、本格的なテーマ化・開発へのGOサインでもある。

「“機構が細かすぎる”とか、“手で軸を回せば良いのだから軸の中で回転しても意味が無いのでは”、などなど、当初は厳しい意見もありました」と語るI。しかし、最終的には商品開発部も開発に賛同してくれた理由を、Nはこう分析する。「シャープペンシルは基本的な中身の機能が20年も30年も変わっていない成熟商品。そんな中、芯を回すという機構は、根本的なところから新しいものを生み出すことができそうだということで、その可能性を買ってもらえたんだと思います。」

製品モデルの作成にあたってまず行われたのがコンセプトのブラッシュアップだ。"回ること"にフォーカスされていた試作品に対する商品開発部からの意見は、“芯が尖って書き続けられるという筆記性能の部分にコンセプトを持っていくべきだ”ということ。当時は、回転する機構部分に柄を付けた面白いペン、という方向性も考えられた。しかし、メインターゲットである中高生に末永く使われる定番商品をめざし、本質的な部分へのコンセプトの軌道修正が進められた。

提案時は厳しい意見もあったが、
可能性を感じてもらえたんだと
思う。

製品モデルの完成、プロジェクト化へ

こうして決められたコンセプトをもとに、Iの手によって製品モデルの作成が進められる。実は彼にとって、製品の設計はこれが初めての経験だったという。「それこそ先輩たちに聞いたり、昔の図面を真似してみたりと、失敗をさせてもらいながら試行錯誤の連続。CAD(注:キャド、コンピューターを使用した設計システムのこと)の使い方など、この設計ですごく勉強させてもらいました。いちばん実のあるOJTでしたね。」

そうして今の商品にかなり近いモデルが完成した。「試作品を手作りしていたときのノウハウが生きました。逆に手作り段階で苦労していなかったらこの設計も上手くいかなかったと思います」とIは語る。

製品モデルができた時点で、商品化に向けてのプロジェクトチームが正式に発足。販売へ向けて、プロジェクトが加速し始める。

手作りのときのノウハウが
モデルの設計に生かされた。
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