企画開発職

現地の販売会社や代理店と協力して
アジア地域での売上拡大をはかる

海外営業部 2002年入社
総合科学部 総合科学科 卒業

PROFILE

2002年に入社し、営業部 量販グループに配属される。販売会社支援を通じて流通の仕組みを学び、商品知識を身につける。2005年に海外営業部に異動し、アジア市場営業担当に。2011年から2年間は、国内営業部取引先の卸売業者に出向し、卸売業者と小売店との取り組みや他メーカーの仕掛けなどを学ぶ。2013年からはふたたび海外営業部へ。アジア市場営業担当として、台湾やシンガポール、インドネシア、マレーシアの販売会社や代理店への営業、支援などをおこなっている。

市場ごとにアプローチを変え、
1本でも多くお客さまのもとへ

私が所属しているのは、海外営業部のアジア市場担当グループ。アジア地域にある販売会社や代理店に対して営業活動をしたり、マーケティング活動の提案や支援をしたり、受注や輸出をしたりして、アジアでの売上拡大をはかっています。担当しているのは、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシアの販売会社や代理店。基本的に日々のやりとりはメールや電話でおこないますが、最近はSNSのチャットやテレビ電話を使うことも増えてきていて、コミュニケーションがとりやすくなっていると感じます。新興市場では市場開拓、成熟市場では競合他社とのシェアあらそいなど、市場ごとに課題はさまざまですが、「三菱鉛筆の商品を1本でも多くお客さまに手に取ってもらう」という目標は同じ。市場に合わせてアプローチを変えながら、目標達成のために努力しています。

海外での営業活動にも役立っている、
出向先で学んだ売場づくり

入社9年目のとき、国内取引先の卸売業者に2年間出向。卸売業者の営業として、担当する本屋や雑貨屋といった小売店に、文具や雑貨を紹介する仕事をしていました。三菱鉛筆のメーカー営業は、基本的に販売会社の後方支援がメイン。でも卸売業者の営業では、小売店と一丸となり、いかに他店と差別化した売場をつくるか、お客さまがお店に足を運んでくれる仕掛けをつくるかといった、アイデアを提案することも重要な仕事となります。当時、ある小売店の新店オープンがあり、筆記具の売場づくりを私に一任してくださいました。いろいろな筆記具メーカーの営業担当者にも協力していただきながら、小売店や卸売業者の立場で売場をつくり上げた経験は、とても勉強になりました。日本の売場は単純に商品を並べるだけでなく、使用シーンの提案など、商品の見せ方にひと工夫していることが多く、アジア地域の小売店も一目を置いています。卸売業者の営業時代に学んだ売場づくりは、今の海外での営業活動にもしっかり役立っていると感じています。

言葉の壁を乗り越えた先にある
一体感がやりがいに

海外での営業活動において苦労するのは、やはり言葉です。とくに私が担当するアジア圏では、英語が母国語ではない者同士のコミュニケーションが多いので、こまかい部分を伝えたり、相手が本当に伝えたいことを理解したりするのが難しいこともあります。また店頭で予定されている催事が期日通りにはじまらないなど、日本の商習慣での常識が通用しない場面もしばしば。固定概念にとらわれず、柔軟に対応していきながら、それでも伝えるべきことはきちんと伝えるという風に、メリハリのある対応を心がけています。そういう難しい状況の中、販売会社や代理店と一緒になって店頭に新商品を並べたり、プロモーションを実施したりして小売店やお客さまによろんでいただいたときには、たいへんやりがいを感じます。世界にはまだまだ、三菱鉛筆の商品を知らない人がたくさんいます。世界中の人々に三菱鉛筆の商品のすぐれた機能をしっかり伝え、ファンになっていただけるように活動していきたいです。

1日のスケジュール

08:00出社
メールチェック
08:30
部門朝礼にて各市場で起こっている特記事項の共有
09:00
販売会社・代理店との電話会議
12:00昼休み
13:00
グループ打ち合わせ
15:00
商品開発部との商品化会議
17:00
各種資料作成
18:00退社

※内容および社員の所属は取材当時のものです。

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