インクが漏れた原因(ボールペン)

[English]

a-1) ペン先が破壊された場合

ペンの先端(ペン先)は薄い金属のパイプの先に微細なボールが組みつけられた非常にデリケートな構造をしています。そのため、ペン先で物を突いたり、ペン先から床に落とすだけでもペン先は傷つき、場合によってはペン先が変形して、描線が太くなったり、インクが漏れ出すことがあります。

  • また、あまり寝かせて書くとボールを保持する部品が紙面で摩耗し、ペン先が傷ついた時と同様に、描線が太くなったり、インクが漏れ出す場合があります。ボールペンは紙の上でボールが回転することで、ペンのインクが紙へ転写します。そのため、ボールが回転する60°以上の角度で筆記するのが理想的です。
  • 多色・多機能ペンのボールペンは、軸の中心から離れた位置に各色の替芯が装着されます。そのため、ペン先を繰り出した際は、各色のペン先が軸の中心に向かって少し「斜め」になります。上の写真では、黄色の線が軸の中心、赤の破線がペン先(筆記面に近い側)の中心を示しています。これにより、単機能のペンではある程度寝かせても問題なく筆記できる角度でも、多色・多機能ペンでは「筆記面に近い側の替芯だけ」が、さらに寝かせた角度となり、ボールを保持する部品が紙面で摩耗し、描線が太くなったり、インクが漏れ出す場合があります。

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