鉛筆・色鉛筆
プロが教えるテクニック集

気軽に始められて、奥が深い。
三菱鉛筆の鉛筆・色鉛筆なら、
さまざまな表現が可能に。
プロのテクニックを使って、
気軽な塗り絵や旅先でのスケッチから
本格的なアート表現まで
幅広い表現にチャレンジしてみましょう。

【絵・監修】
田村正樹 大阪芸術大学大学院修了。
現在、日本美術家連盟会員、調布市美術協会会員、
水彩画サークル樹ノ会主催

黒で彩る鉛筆編

鉛筆技法

力の加減や、硬度の違いで
濃淡の表現は自由自在。

  • 影の表現

    影の細い部分は8B〜10Bなどで塗り重ねていきます。布などでぼかすと濃淡の変化を表現することができます。

  • 光の表現

    鼻などの広く光の当たる部分は8H〜10Hで塗り、ヒゲは全体を塗った後消しゴムで細く消すと表現できます。

  • 10Bの表現

    塗り重ねを繰り返すことで、漆黒のような深い色合いを表現できます。

Point

カッターの刃をやや長めに出し、鉛筆を持っている手の親指で刃の後ろを押して削ります。
芯をやや長く鋭角に削り出すことによって、繊細な塗り分けができるようになります。

カラーのような鉛筆

モノクロではない天然色のようなモノトーン。
三菱鉛筆のユニなら
白黒の世界もカラーのような風景に。
初めてのデッサンも、アーティストの作品にも
満足させてくれる画材としての鉛筆ユニ。

鉛筆まめ知識

  • 六角形の話
  • 鉛筆に六角形が多いのは、転がりにくくするためと持ちやすくするためです。
    また鉛筆を握る時は必ず3本の指(親指、人差し指、中指)で支えるため、
    3の倍数にする必要があるのです。

  • 硬度の話
  • 鉛筆に刻印されているH、B、Fの記号は芯の「濃さ」と「硬さ」を表しています。
    HはHARD(硬い)、BはBLACK(黒い)、FはFIRM(しっかりした)という意味で
    HとBの中間の濃さと硬さを表しています。

  • 黒鉛の話
  • 鉛筆の芯の原料である黒鉛は、ダイヤモンドや石炭と同じ鉱物で、「炭素」からできています。
    黒鉛は金属の鉛とはまったく別の物質ですので、人体に無害。
    安心してお使いください。

鉛筆

  • ハイユニ

    なめらかな書き味を誇る
    鉛筆の最高級品「ハイユニ」。
    まさに日本の鉛筆の最高傑作。
    ワンランク上の書き味で
    実用からアートまで、幅広く使えます。

  • ハイユニ アートセット

    10H〜10Bまでの全22硬度をラインナップ。
    世界一の硬度幅で、鉛筆画やデッサンの繊細な表現ができ、アーティストに人気の一品です。

  • ユニ

    1958年誕生。
    黒く濃くなめらかに書ける鉛筆の名作。
    深みのある黒色と丈夫な芯の両立を実現した、三菱鉛筆を代表するロングセラー。

【1】基本技法

基本の技法から目からウロコの技法まで。
身近なモチーフで色々な技法を楽しもう。

  • ぼかす

    STEP1

    色鉛筆の芯をサンドペーパーで削り、粉状にします。

    STEP2

    綿棒で粉をとって塗ると、柔らかなタッチになります。また様々な色の芯を削って混ぜることで複雑な色味を表現できます。

  • から押し

    STEP1

    色を塗る前に、あらかじめ色を乗せたくない部分に爪楊枝で押したりなぞったりしておきます。

    STEP2

    軽いタッチで色を塗ると、から押しした部分が色が乗らずに残り、光やツヤの表現ができます。

  • ハッチング

    点描

    色鉛筆を立てて線を何度も重ねて描いていくことで、影や質感の表現ができます。

    点描

    色鉛筆を立てて軽く紙に打ち付け点を重ねると、素材の凸凹感が出せます。明るい色からはじめると上手に描けます。

  • ユニカラー

    厳選した微粒子顔料に、独自のワックスを配合。
    微妙な中間色、淡いカラーなど幅広い表現ができます。

  • 色鉛筆 888

    美しいグラデーション表現ができる
    塗り絵に最適な色鉛筆。

  • 880(鉛筆ワイド)

    みなさまにずっと愛され続けている、カジュアルな色鉛筆。

【2】水彩画技法

力の加減で塗り分けたり、水筆を使った表現をしたり。
色鉛筆と水彩の風合いを両方楽しもう。

  • 混色

    STEP1

    水彩色鉛筆で塗りたい場所を薄く塗り重ねていきます。

    STEP2

    濡らした筆でなでるように触れると、色が混ざり色鉛筆画と水彩画タッチが混ざった表現ができます。

  • 色を筆に取る

    STEP1

    水彩色鉛筆の芯を濡れた筆でなでて、色をとります。

    STEP2

    筆に色を取って描くと、より水彩画の風合いを楽しめます。色を混ぜる場合は、パレットの上などで取った色同士を混ぜ合わせます。

  • 芯に水を含ませる

    にじませる

    水彩色鉛筆の芯に直接水をつけて描いていくと、よりはっきりした表現ができます。

    にじませる

    あらかじめ濡らした紙に水彩色鉛筆で線を描くと、にじんだタッチの表現ができます。

【3】消す技法

消しゴムで消せる特性を活かした表現や 質感を楽しもう。

  • ぼかす

    STEP1

    消せる色鉛筆で塗った箇所を布や綿棒でこすります。

    STEP2

    こすった上から更に消せる色鉛筆を重ねると、パステルタッチの質感になります。

  • ハイライトを入れる

    水彩色鉛筆の芯を濡れた筆でなでて、色をとります。

    消しゴムの種類を変えることで、消しあとの質感が変わります。※1:練りゴム/2:プラスチック消しゴム/3:砂消しゴム

  • ユニ アーテレーズカラー

    しっかりとした描き味とソフトな発色。
    パステルのような描き味で、
    消しゴムできれいに消すことができます。

【4】油彩画技法

色を塗り重ねていくことで、深みと艶のある油絵の風合いを楽しもう。

  • 色を重ねる

    STEP1

    オイルベースの色鉛筆は、重ね塗りに適しています。明るい色から順に塗りはじめていきます。

    STEP2

    暗い色を塗り重ねていくと、深みのある表現ができます。

  • 艶出し

    エッチング

    重なった色の上からでも描けるので、濃い色の上から淡い色を乗せると艶出しの表現ができます。

    エッチング

    水彩色鉛筆の芯に直接水をつけて描いていくと、よりはっきりした表現ができます。

  • ペインティングオイルを使う

    キャンパスに描いた上から、ペインティングオイルで色を伸ばすと、油絵のようなタッチを楽しめます。油絵の下書きにも便利です。

    完成図
    ※ペインティングオイルを使うと、乾くのに1週間ほどかかります。

  • ユニ ウォーターカラード
    ペンシル
    ペリシア

    なめらかでソフトな描き心地と
    優れた着色性を実現。
    重ね塗りや濃色がきれいにできます。